えりかの猫本レビュー

第17回 ねこのいろんなおはなし「漫画家さんちの猫」


朝夕など、ぐんと冷え込んできましたねー。
今まで夏仕様だった体も、そろそろ木の葉舞う季節に向けて
支度をしなくちゃいけませんね。
そんな時期は体調を崩しやすいので、みなさんご自愛くださいね。
そしてえりかのコラム17回目ですよ。みなさんこんにちは。
今回は「漫画家さんちの猫」のご紹介。
いろいろな漫画家さんの猫話が読めますです。
それでは、えりかのコラム始めます!






にかく、猫が大好きな漫画家さん達の猫エピソードが

盛りだくさんです。ほんとに盛りだくさんです。
それぞれの漫画家さん、それぞれの個性で、
愛猫との暮らしを色鮮やかに描きます。






中には手塚治虫、松本零士など、
大先生と呼ばれる方々の作品も。
名実共に、猫を愛する作家さん達が集まった、
猫好き漫画好きなら手にして損は無い一冊です。







中身だって充実しています。
笑える話もあれば、泣けるお話もある。
「あるあるw」とくすくすできる話もあれば
「こんなこともあるんだねぇ・・・」と
すこししんみりしてしまう話も。

要は、言ってしまえば「猫エピソードの玉手箱や!」
ってな感じでしょうか。巷に知れた漫画家さん達ですので
画力もお話の構成力もあるのは言わずもがな。
たった数ページのお話なのに、妙に心に残って
何度でも読みたくなるお話がたくさんです。



現に私は、この本を読んでいる一時間弱の時間の中で
喜怒哀楽、全ての感情を感じられた様に思います。
たった一匹の猫が繰り広げてくれるドラマ。
たった一匹の猫が伝えてくれるもの。
そんな、猫達が伝えてくれるものを素晴らしい感性で味付けして
私達の心に伝えてくれるのが、この本なんです。

手軽に気楽に読める本ですが、決して手抜き感はありません。
名実共に「猫の本」として素晴らしい出来です。
ちょっと息抜きしたいときなんか、ちょうどいいですよ。
ひとつひとつが肩が凝らない長さになっているので
忙しい人なんかでも、ちょこっと息を抜いて楽しめると思います。






日常に起こったことだったり、この子はこんな子だよ、と
親バカ愛情たっぷりに紹介してくれるお話もあれば
共に病気と闘った日々を綴った闘病記もあります。
どのお話にも、「愛」という名のスパイスが利いていて
それはそれは温かく優しいものに仕上がっております。










を愛する資格は誰にでもありますし、

愛することに資格なんていらないとも思いますし、
とにかく猫を愛するということは、猫が好きなら至極当然。
そして猫好きという人種は、猫の可愛さを考えれば
当たり前に古今東西どこにでもいるもので、
だから猫の人気は衰えないわけです。



こうして「猫」のテーマの元に漫画家さんが集まって
「猫好き漫画家同盟」としてひとつの作品を発表することの
中心には「猫への愛」が必要不可欠なわけで、
この本を読むことはすなわち「猫への愛」を読む、ということ。
この本を手元に置く、ということは、
すなわち、「猫への愛」を手元に置くということ。







漫画家さん達の「猫への愛」。
たっぷり入ってお安くなっておりますよ!










漫画家さんちの猫

ぜんぶ飼い猫の実話!
人気漫画家15人が飼い猫について描いたネコマンガのアンソロジー!へぇ、あの漫画家さんちの猫ってそんなことするのね。なんて実生活もわかっちゃう!?笑いと感動がいっぱい!描き下ろし作品や幻の単行本初収録作品もたくさん入ってます!!





次回は10月1日更新予定!次回も是非見てくださいね!

Auther:

★えりか


ご覧の通り、絵も文もゆる〜い感じで進むこのコラムですが、皆様のお目汚しにならないよう、しこしこと精進しながらがんばっていきますので、どうかよろしくお願いいたします。

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